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不慣れな山道を安全に走行する方法

運転技術
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ドライブや旅行などでは山道を走る機会は多くなりますが、山道走行が不慣れな方が山道を走るのは勝手がわからず安全に走行できるのか心配かと思います。

そこでその心配を払拭すべく山道走行における心得を紹介します。

この心得を守れば大きなトラブルに巻き込まれることなく無事に山道を走破できることでしょう。

山道走行の心得6選

心得1. 後続車に追いつかれたら必ず道を譲る

※重要度の高い順に紹介します

初心者、ベテランドライバー関係なく何よりも優先すべき心得です。

走行ペースの遅い車が後続車をブロックし続けることは後続車にとってストレスとなり、最悪ドライバー同士のトラブルに発展します。

そして、追いつかれた車は後続車に道を譲るのが交通ルールです。

自分のペースが遅いと気付いたら後続車に道を譲りましょう。

この場合、絶対にやってはいけない事は無理やりペースを上げて後続車を振り切ろうとする事です。

そもそも、後続車は普通のペースで走っていてあなたに追いついた訳ですから、あなたがペースを上げたところで後続車にはペースを上げる余裕があるので引き離せるわけがないので、ここは速やかに道を譲るのがお互いにとって最善の策となります。

心得2. カーブはショートカットしないで車線内を走行

山道のきついカーブが多いのでついつい車線をまたいでショートカットしたくなりますが、これは危険な運転を無意識にしてしまう悪い癖がついてしまうのでやめましょう。

普段からショートカットをしているといざ車線内を走ろうとしても走り方を忘れてしまい車線内を走れなくなってしまいます。

きついカーブは思いの外素早いハンドルさばきで大きく切り込む必要があり、普段からやっていないといざやろうとしても体が反応できず車線からはみ出してしまいます。

ショートカットばかりしているとそれが癖となり、無意識でショートカットする走りをするようになってしまいます。

ショートカットは対向車線にはみ出す走行なのでそこで起こる事故は対向車との正面衝突になります。

正面衝突は衝突の衝撃がドライバーに最も強く伝わる(衝撃の力の逃げ場が無い)ので死亡確率が格段に跳ね上がります。

心得3. 中央線のない道はキープレフトより若干中央寄りを走行

当然ですが中央線を跨ぐのは当然交通ルール違反で、さらに自動車保険における責任割合は10:0です。

交通ルールでは中央線の無い道はキープレフトで道の左側を走るのがルールです。

しかし山道の場合、道の端には脱輪の原因となる蓋のない側溝があったり、スリップの原因となる落ち葉やパンクの原因となる落石があったり何かとトラブル要因が満載です。

なのでここは臨機応変に無理に左端を走るのではなく、対向車に十分に注意しながら若干中央寄り気味のキープレフト走行をするのが良いです。

心得4. ブラインドコーナーは徐行が基本

ブラインドコーナーとは路肩が壁でカーブの先が見通せないカーブの事をいいます。

つまり、カーブを曲がってみないと対向車がいるかどうかがわからないカーブの事をいいます。

中央線の無いブラインドコーナーではすれ違うスペースが保証されないので必ず徐行しましょう。

もしあなたが徐行しなかった場合、例えあなたが対向車に気付きブレーキングが間に合ったとしても対向車のブレーキングが遅れるかもしれないので、あなたができる最善の策が徐行なのです。

また、中央線がある場合でも対向車が車線をはみ出してくるかもしれない(特に山道は可能性が高い)ので速度は抑えて走行しましょう。

心得5. ハイビームに細心の注意を払う

ハイビームをされると相手は視界が奪われ先の道路状況がまったく見えなくなり非常に危険です。

特に山道は直線が少なくハンドル操作が常に求められるので、視界が奪われると事故になる確率が高まります。

LEDヘッドライトの普及が高まってますがLEDの性質からHIDやハロゲンより眩しく、ハイビームを受けると視界の回復が遅いです。

また、オートハイビームに頼ってハイビームの切り替えの遅さ(というよりは一度相手にハイビームが当たらないと切り替わらない感じ)からかなりの高確率で対向車にハイビームを食らわせる車が多いです。

暗黙のルールとして、ハイビームを相手に向ける事は挑発行為になりトラブルの原因となるのでハイビームには細心の注意を払いましょう。

心得6 バックミラーは頻繁に確認する

走行ペースが保てているか、後続車をブロックしていないかなどを把握するためバックミラーを確認しましょう。

山道はカーブが多くどうしても無意識に前方へ注意が行きがちになるので確認頻度は平地走行より高めにします。

感覚としては前方4秒、後方1秒をひたすら繰り返すくらいの頻度で前後の状況を確認します。

カーブを曲がるときは前方に集中しますが、それ以外はひたすら前後確認します。

因みに、前方4秒、後方1秒の頻度が高すぎると思われた方は確認頻度が少ないサインと思って下さい。

道路状況は秒単位で刻々と変わるので当然、それを把握するためには秒単位の確認が求められます。

平地で複数車線を走るときは前後に加え左右も確認が必要になります。

また走行速度が上がると状況の変化も早くなるので前後左右の確認頻度のサイクルは短くなります。

最後に

以上、山道走行の心得でした。

いくつか心得を紹介しましたが、一番最初の後続車に道を譲る心得を守るだけでもトラブル発生確率は格段に下がります。

要は相手に迷惑をかけない思いやり運転をする事が重要なのです。

それでは良いカーライフを。