進化が著しい自動車の自動機能ですが、良いことばかりではなくドライバーの扱い方次第では思わぬトラブルに発展する危険性があります。
なのでドライバーは自動化機能のメリットの面だけでなくデメリットの面もあることをしっかり把握しておく必要があります。
自動化の目的は大きく分けて二種類ある
車の自動化の目的は大きく分けて二種類あります。
- 人の能力を超えた操作でドライバー補助する自動機能(ABS/横滑り防止など)
- ドライバーの代わりに自動で操作してくれる機能(クルーズコントロール/自動ヘッドライトなど)
人の能力を超えた操作でドライバー補助する自動機能は機能への過信を生む危険がある
上記の1は、本来であれば危機に遭遇していたところを機械による神業的な操作で回避してくれる、言わば支援的・補助的な役割を持った機能です。
代表的な例としてはABSや横滑り防止機能などです。
この場合、気を付けなければいけないことはこれらの自動機能をドライバーが過信することです。
例えば、ABSがあるからスピードを出し過ぎても止まれると思ったり、横滑り防止機能があるからカーブでスピードを出してもスピンすることは無いと思ったりなど自動機能があれば万が一何かあっても大丈夫と自動機能を過信することです。
確かに自動機能は神業的サポートをしてくれるかもしれませんが、それはあくまで物理的に回避可能な範囲に過ぎません。
どんなに機能が優秀でも物理の法則を外れる事は出来ず、止まれないものは止まれない曲がれないものは曲がれないのです。
そもそもこれらの自動機能が作動した時点で本来であれば自動機能が無かったら事故になっていた可能性が高い危険な運転をしていたという状況を理解すべきなのです。
ドライバーの代わりに自動で操作してくれる機能はドライバーを怠慢にさせる危険あり
上記の2は、本来ドライバーがすべき操作を自動で機械が操作する事でドライバーの負担をサポートする機能です。
代表的な例としてはクルーズコントロールやオートライト、オートハイビームなどです。
ドライバーの負担をサポートしてくれると言うと聞こえは良いのですが、見方を変えれば煩わしく感じる操作を機械にやらせる横着機能とも言えます。
この場合、気を付けなければいけないことはドライバーがサポート機能に任せっきりになりドライバーの運転が怠慢になる事です。
例えばクルーズコントロールではドライバーの右足はアクセルまたはブレーキにスタンバイしていつでもペダルを踏める状態にしておかなければなりません。
しかし自動機能により右足のポジションが疎かでも運転できてしまうため、いざブレーキを踏まないといけない時に踏めず大事に至ってしまうという危険性があります。
またオートライトやオートハイビームは対向車などの相手ドライバーに迷惑をかけないように適宜操作する必要があるのですが、機械に任せきりにしていると意図せず対向車にハイビームを照射したり、駐車場などでいつまでもライトを対面に照らし続け周りに迷惑をかけてしまいます。
相手に迷惑をかけることはドライバー同士のいざこざの火種となり最悪はいざこざが実際に起きてしまうまで発展してしまいます。
車の操作は原則ドライバーが行うということを忘れないこと
車の機能がどんなに進化し自動化が進んでもドライバーが運転操作の義務からは解放されることはありません。
自動機能も誤操作でない限りそれにより機械が行った操作もドライバーに責任があるということを認識しつつ自動機能を上手く使いこなす事が重要なのです。
その考えを常に持ってドライブできたなら機能を過信して無謀な運転をしたり、または機能に操作を任せっきりにして怠慢な運転で相手に迷惑をかけ不要なトラブルに遭遇する事も自ずと無くなるはずです。
皆が楽しく快適なドライブとなるよう自分のドライブに責任を持ちつつ思いやりの心を持ってドライブしましょう。
それでは良いカーライフを。
