初夏から秋にかけて暖かく天気が良く晴れた日は風が気持ちいいので窓を開けてドライブをする方は多いと思います。
しかしその時期は蜂が活動する時期でもあり、何気にドライブをしているといつの間にか蜂が窓から入ってきて気付いたら車内が蜂だらけになってしまう危険な時期でもあります。
蜂が車に対して攻撃をしてくる事がある
蜂はエンジンのかかった車に対して攻撃をして来ることがあります。
夏など蜂が活動する時期、山道など草木が多い場所は蜂が多く生息しており、その様な所でエンジンをかけたまま車を停めると高確率で蜂の大群に襲われます。
最初は数匹の蜂が飛び回るくらいでよくある光景のため特に気に留めることなくそのままやり過ごす事になると思います。
ところが、そのまま放置していると数分もしないうちにあっという間に蜂がどんどん集まってきて気付いたら車の周りは蜂だらけになってしまいます。
これは筆者の体験談のフィードバックであり、科学的裏付けはないのですが、どうやら車のエンジン音が蜂の天敵の何かと似ているようで、車を敵と見なして車に対して蜂が体当たりで攻撃してきます。
その証拠として車のボディーに蜂が何度もカツンカツンと当たる音がします。
そしてエンジンを止めると蜂は去っていきます。
車が蜂の大群に襲われたときの対処方法
車が蜂の大群に襲われた場合の対処方法は至って簡単で「すぐさま車のエンジンを切る」です。
基本的に蜂は車のエンジン音に反応して攻撃しているのでエンジンを止めてしまえば蜂は去って行きます。
ただエンジンを止めるには蜂が群がっている車に接近する必要があり、蜂の攻撃対象が車であっても人に襲いかからない保証も無いので車に接近する時間は最小限に留める必要があります。
以下が対処手順です。
車内で襲われても、車外で襲われても手順は同じです。
- 車のエンジンを切り車からすぐに離脱
- 窓を可能な限り全開にして車からすぐに離脱
- 蜂がいなくなるまで車から離れて待機
- 蜂がいなくなったら車に戻り座席を叩いて隠れている蜂を追い出す
手順1から4は連続して実行するのではなく、ヒットアンドアウェイのように各手順を単発で実行します。
そうしないと蜂が人めがけて襲ってくるかもしれないからです。
因みに、殺虫剤の散布はほぼ無駄です。
なぜなら蜂の数が圧倒的に多く殺虫剤の散布だけでは駆逐しきれないからです。
駆除しても援軍は次々とやってきます。
知らず知らずのうちに蜂に襲われるシチュエーションは揃ってしまう
そもそも普段から気を付けていれば蜂に襲われるようなシチュエーションにそうそう遭遇しないと思うのが普通です。
しかし何気にドライブをしているだけでも意外と勝手に蜂に襲われるシチュエーションが揃ってしまうことは結構あります。
蜂に襲われる条件を整理すると以下の条件が全て揃った時になります。
- 蜂が活動する夏に
- 草木が多い道を
- エンジンがかかった状態で
- 車を停止させる
これらの条件が普通にドライブしているだけで揃ってしまうのが次のシチュエーションです。
- 山道で風景撮影のためにエンジンをかけたまま車を駐車
- 山道の交差点の赤信号で停止
- 山道で路肩工事をしており仮設の信号で停止
このように普通にドライブしているだけで蜂に襲われるシチュエーションが自然と揃ってしまうのです。
なので何気なく普通ドライブしているだけで気付いたら蜂に車が襲われていたなんて事は十分にあり得るのです。
筆者はよく山道を走るのですが、よく窓全開でエンジンをかけたまま写真を撮ったりするので何度も蜂に襲われています。
まとめ
蜂の活動する季節と風が気持ち良い季節は重なりやすいので自然あふれる道中を窓全開でドライブすることはごく自然な流れです。
不運にも蜂に襲われてしまったらすぐさまエンジンを止め車から離れて蜂がいなくなるまで待機しましょう。
蜂も自然の一部です。
蜂も自分たちを守るための行動をしたまでで蜂に罪はありませんので蜂を攻めるのはお門違いとなります。
自然と上手く共存しながらドライブするのもドライブスキルの一つです。
今回のようなトラブルは十分に想定できる範囲なので、しっかりと心に留めながらドライブを楽しみましょう。
それでは良いカーライフを。