車を買う為には実印や各種証書などいろいろと必要になります。
すぐに車を買いたいと思っても最低でも1~2週間はかかると思った方がいいです。
特に実印などは印鑑購入から印鑑登録まで含めると1週間以上はかかります。
ほしい車を探すと同時に購入に必要な物を徐々に揃えていきましょう。
車の購入に必要な物一覧
項目 | 普通 | 軽 | かかる時間 | 準備の流れ |
実印 | ○ | 1週間以上 | 印鑑購入と役所で印鑑登録 | |
認印 | ○ | 1日以上 | 印鑑購入 | |
車庫証明書 | ○ | △ | 1週間以上 | 警察署で各種申請後に現場確認し交付 |
印鑑証明 | ○ | 1日以内 | 役所で交付 | |
自動車車検証 | ○ | ○ | 1日以内 | 販売店で交付 |
自賠責保険証 | ○ | ○ | 1日以上 | 販売店で交付 |
住民票 | ○ | 1日以内 | 役所で交付 | |
委任状 | ○ | ○ | 1日以内 | 販売店で交付 |
はじめに
実印と車庫証明を準備するには少なくとも1〜2週間はかかりますので何よりも先にまずはこの2つの準備に取りかかりましょう。
実印(普通自動車の場合)
実印とは市区町村で印鑑登録された印鑑のことを指します。
印鑑注文と購入、その後の役所での印鑑登録と実印の準備には最低1週間はかかります。また役所の窓口は平日のみであるのと窓口の混雑具合などで結構時間がとられますので早めに準備を始めると良いでしょう。
実印の素材ですが、実印は公的に登録された印鑑であることから印鑑自体の効力もハンコ文化の日本では超強力で車、不動産取得など超重要書類に必須な印鑑です。
基本的には一生ものになるので耐久性と時間に伴う劣化に強い素材にしましょう。
店頭で購入される場合は店員さんと相談するとお値段と素材の吟味がしやすくなります。
認印(軽自動車の場合)
認印なのでシャチハタ以外であれば何でもいいのですが、セキュリティの観点から実印や銀行印など既に何らかの登録された印鑑の重複利用は避けましょう。
車庫証明(普通自動車の場合、軽自動車の場合でも一部の市区町村で必要)
車庫証明は購入した車を保管できる場所があることを公的に証明するものです。
普通自動車の場合は必ず必要です。
軽自動車の場合でも市区町村によっては必要な場合もあるので警察署などに問い合わせと良いでしょう。
車庫証明の取得には以下の申請書を警察署に提出した後、警察による現場確認の後に証明書の交付になりますので最低1〜2週間はかかるものと思ったほうが良いてす。
車庫証明の取得には以下の申請書を警察署に提出した後、警察による現場確認の後に証明書の交付になりますので最低1〜2週間はかかるものと思ったほうが良いてす。
必要な申請書類 | 書類の内容 |
自動車保管場所証明申請書 | 保管場所が確保されていることを証明してもらうための申請書類 |
保管場所標章交付申請書 | 保管場所を確保していることを証明するステッカーの交付申請 |
保管場所使用承諾証明書または保管場所使用権原疎明書面(自認書) | 保管場所としてその土地の使用が許可されていることを証明する書類 |
保管場所の所在図 | 保管場所が実際に現場確認できるように保管場所の位置などを図で示した書類 |
申請書は各市区町村のホームページからダウンロード、警察署署で入手可能です。販売店が申請書を提供してくれる場所もあります。
自動車保管場所証明申請に必要な書類
必要な申請書類 | 書類の内容 |
自動車保管場所証明申請書 | 保管場所が確保されていることを証明してもらうための申請書類 |
保管場所標章交付申請書 | 保管場所を確保していることを証明するステッカーの交付申請 |
保管場所使用承諾証明書または保管場所使用権原疎明書面(自認書) | 保管場所としてその土地の使用が許可されていることを証明する書類 |
保管場所の所在図 | 保管場所が実際に現場確認できるように保管場所の位置などを図で示した書類 |
申請書は各市区町村のホームページからダウンロード、警察署署で入手可能です。販売店が申請書を提供してくれる場所もあります。
自動車保管場所証明申請書
車体番号などの車が特定できる情報とその車の保管場所を記載した証明書の交付申請書です。
車の情報に関しては車検証で、保管場所については使用権限を持つ者を記載する必要があり、賃貸の場合は契約書や使用許諾書などと併せて提出します。
保管場所標章交付申請書
自動車保管場所証明申請書と同じ内容で、自動車保管場所証明申請書と保管場所標章交付申請書は複写式になってます。
保管場所使用承諾証明書または保管場所使用権原疎明書面(自認書)
保管場所使用権原疎明書面(自認書)ですが、読み方は使用権原(しようけんげん)、疎明(そめい)です。また権限ではなく権原です。
保管場所使用承諾証明書と保管場所使用権原疎明書面のどちらも車の保管場所として土地の使用が許可されていることを証明するものですが、前者は賃貸などの他人所有の土地の使用許可証、後者は自分所有の土地になります。
保管場所使用承諾証明書
使用者、車の契約者と所有者、土地の持ち主それぞれの署名捺印が必要なるので管理している不動産屋などに依頼する必要があります。
保管場所使用権原疎明書面(自認書)
保管場所の土地の住所とその土地が自分の土地であることの証明文を記載、捺印します。
保管場所の所在図
警察の人が保管場所を現場確認できるように地図をインターネットでさがしプリントするなどして正確に書きましょう。手書きの場合でも定規などを使いキレイに書きましょう。
まとめ
- 印鑑証明は実印購入と役所への印鑑登録が必要で準備に最低1~2週間はかかる
- 車庫証明は申請書類の多さと申請後に警察の現場確認があるため最低1~2週間はかかる
- 印鑑証明と車庫証明以外は1日程度で準備できるものが多いが専用の用紙が必要
実店舗に車を探しに行く前にネットで欲しい車の相場を知っておくと良いです。
新しい車を買うために今の車を売るときはネットで一括見積もりをして高く売れるところを探すといいです。