皆さん、運転するとき何処を見て運転してますか?
別にふざけているわけではなく真面目に聞いてます。
当然ながら前を見ますよね。
でないと前方不注意になりますからね。
しかし、これは半分正解で半分間違いなのです。
車線変更が苦手な方は運転する時の視線の配り方に問題があるかもしれません。
初心者とベテランとでは視線の配り方が違う
ベテランドライバーは運転する時の視線が頻繁に変わります。
前方、後方、左右と短時間で目まぐるしく変わります。
一方初心者は慣れの問題もあり、前方を長く見てしまう傾向にあります。
ベテランドライバーは短時間の間に頻繁に視線を変える
ベテランドライバーは数秒の間隔で前後左右と頻繁に視線を切り替えます。
具体的には以下の様な間隔で視線を送ります。
「前3秒、後1秒、左0.5秒、右0.5秒」
視線を送る順序に違いはあれどベテランドライバーはだいたいこのような間隔割合で視線を短時間の間に切り替えます。
この1ルーチンはだいたい5秒くらいです。
ベテランドライバーの視線が頻繁に変わるのにはちゃんとした理由があります。
なぜベテランドライバーは頻繁に視線を切り替えるのか
先の例において、ベテランドライバーは頻繁に視線を切り替える事で前後左右の静止画を5秒間隔で更新している訳です。
先の1ルーチンを1枚の静止画として記憶し、それを数秒間隔で更新することで、前後左右の状況をほぼリアルタイムで手に取るように把握する事が出来ます。
こうする事で車線変更など車の進行方向を変えようとした時、その動きが安全かどうかを素早く判断する事ができます。
ベテランドライバーの車線変更がスムーズなのはハンドル操作がスムーズなのではなく、安全確認がスムーズなのです。
初心者ドライバーは前方を注視しがちになる
一方、初心者ドライバーは運転が不慣れなため進行方向の前方を無意識に注視してしまいます。
前方の車に近づきすぎないよう、車線をはみ出さないよう、また安定した走りができないため前方を注視しがちになります。これは運転の不慣れが原因なので前方を注視してしまうのは仕方のない事でなのす。
前方ばかりを注視しているといざ車線変更しようにも周りの車の状況が掴めてないため慌てて周りの車の状況を確認します。
しかし前方の視線を外すのが怖くて殆ど後方、左右の確認が出来ずなかなか車線変更の安全性が確保出来ないため怖いと感じスムーズに車線変更が出来なくなってしまいます。
初心者の車線変更は周りの車の状況確認がスムーズにできないことが一つの理由ではありますが、確認作業の慣れと合わせてもう一つ大事な事があります。
視線の配り方も大事たが車間距離が重要
ベテランドライバーは短時間の間に視線が目まぐるしく変わりますが、前方の視線を外す事への恐怖心が麻痺して慣れてしまっている訳ではありません。
ベテランドライバーは前後の車間距離を適切にとり周りの車の状況確認をするための時間の余裕も作っています。
万が一前後の車が急ブレーキを踏んでも1,2秒くらいブレーキが遅れても十分止まれるくらいの車間距離を保ってます。
なので余裕をもって前方の視線を外す事が出来るのです。
状況によって視線を送る配分と間隔を調整する
先に挙げたベテランドライバーの視線の送り方ですが、いくらベテランとは言え常に頻繁な視線の切り替えを長時間やるのは至難の技です。
なので道路状況によって視線の切り替え速度と間隔を変えます。
例えばガラガラの道では道路状況はあまり変化がないので、殆ど変化がない左右は短め、後方からの急な追い上げの可能性がある後方をやや長めに時間配分をします。
例えば以下の様な長めのサイクルで配分します。
「前7秒、後2秒、左0.5秒、右0.5秒」
この程度の時間配分であっても後方からの車に気づく事ができるでしょう。
要は今の道路状況において何処の車の出現確率が高いかを見極め、出現確率が高い所に視線を多めにおくり、残りは前方に割り振る感じで視線を送れば効率の良い状況確認ができます。
先に挙げた視線の配り方の配分はあくまで例であり、慣れてくると自分の感覚で自然と視線が適切な配分で送れるようになるので自分の心地よいペースを掴むと良いでしょう。
最後に
視線の送り方に慣れると頭の中に前後左右の道路状況がイメージできるようになり運転が非常に楽になります。
この余裕が安全運転に繋がるのです。
余裕が出ると車のちょっとした挙動の変化にも気づく様になり相手の車線変更などが何となく事前に読めたりもする様になり予測運転の力も向上します。
まずは車間距離を適切に保ちつつ、視線の配り方を少し意識してみて下さい。
それでは良いカーライフを。
