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半クラッチをマスターする方法・実践編〜その壱〜

運転技術
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基礎編では一瞬で半クラッチにする技術を身につけました。

実践編では基礎編で習得したクラッチ操作にアクセル操作を加えて公道での運転へと応用させていきます。

通常発進(平地での発進)

公道での発進は周りと流れを合わせるために素早く発進したり、ゆっくり発進したりと発進の加速度を自在にコントロールできる必要があります。

発進の加速度の調整はクラッチのつなぎ具合とアクセルによるエンジンの回転数の両方を連携させて調整します。

クラッチとアクセルとの連携ですが、クラッチ操作に比べてアクセル操作はペダル操作とエンジン回転数にラグがあるのでアクセル操作のほうが難しいです。

なのでアクセル操作でエンジン回転数をある程度コントロールできるまでは発進の強弱にかかわらずアクセルペダルの踏み込みは一定にしてエンジンの回転数は空吹かしで通常よりちょっと強めの2500rpm〜3000rpmの間に収まるくらいまで回します。

そして発進の強弱はクラッチ操作で調整します。

それではさっそく発進してみましょう。

発進はまずアクセルを踏みエンジンの回転をあげます。

発進の強弱に応じてエンジンの回転を調整します。

車にもよりますが発進の強弱にあわせて空吹かしで2000rpm〜3000rpmくらいの間の回転数を使い分けます。

※アクセル操作に慣れない場合は先に述べた通りの一定の回転数で

回転が1500rpmを超えだした辺りから基礎編やった要領で一気に半クラッチにしクラッチの位置はそのままキープします。

※この半クラッチのペダルの位置をキープし続けることがスムーズで素早く発進するためのコツです

すると最初はエンジンの回転の勢いで2000rpm〜2500rpmまでは回りますが半クラッチによりエンジンに負荷がかかるため1000rpm〜1500rpm辺りまで回転が落ちます。

そして、タイヤが除々に回り始めエンジンの負荷が減りエンジンの回転数が再び上昇するのでそこでクラッチペダルから足を離しクラッチを完全に繋ぎます。

そのあとはアクセルをさらに踏み込んで加速します。

まとめ

通常発進の一連の流れをまとめます。

  • アクセルを踏む
  • エンジンの回転が上がっているところで一気に半クラッチ
  • クラッチの位置をキープ
  • 一度回転が落ちるが再度上がりだす
  • クラッチペダルから足を離しクラッチを完全に繋ぐ
  • アクセルをさらに踏み込んて加速

つぎは坂道発進編です。