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誰でもできるカーメンテナンス

カーメンテナンス
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車に詳しくない人でもカーメンテナンスは必要です。

しかしカーメンテナンスというと工具を使ってガチャガチャやるイメージがあり、車に詳しくない人にとっては敷居が高いイメージがあります。

確かにカーメンテナンスの中には車に詳しくないといけなかったり、資格が必要だったりするものもありますが、ここで紹介するカーメンテナンスは自分でできることは自分でやり、できないことは整備士にお願いする方法です。

カーメンテナンスで重要なことは、車に対してちゃんと気遣いをしてあげることです。

気遣いと言っても車に愛情を注ぐとかそういうことではなく定期的に車の状態を確認しましょうというただそれだけです。

車は工業製品なので部品の寿命があります。

部品によって寿命は様々なので定期的に確認、交換する必要がありそのきっかけが日々のカーメンテナンスですのでこの記事を参考にして是非ともトライしてみてください。

重要度の高いものから順に説明します。

尚、ここで紹介する項目はメンテナンス項目の一部にすぎません。

日々のカーメンテナンスはどちらかと言うと予防対策になり、毎年ある法定整備を補うものと考えて下さい。

タイヤのメンテナンス

確認: 自分

交換: 整備士

タイヤは車の超重要部品の一つです。

タイヤに命を預けていると言っても過言ではありません。

タイヤが性能を発揮できないと進む・止まる・曲がるといった車の基本動作ができなくなります。

タイヤの確認ポイントは以下になります。

  • タイヤの溝の残量
    • スリップサインに達しているかどうか
  • タイヤの減り方
    • 偏った減り方をしていないか
  • タイヤの表面に異常は無いか
    • タイヤの面、特に側面にポコッと膨らみが無いか
    • 石や釘などの異物が刺さってないか

確認の際はタイヤの側面だけでなく、正面からも確認が必要です。

車高の隙間からのぞいてタイヤの状態が目視できるので誰でもできます。

タイヤに釘などが刺さっていた場合、釘は抜かないで下さい。

釘が栓のかわりになり空気が抜けるのを遅めてくれます。

ガソリンスタンドなど空気を入れる場所があれば、空気を入れて近くのカーショップや修理工場まで自走も可能となります。

タイヤの交換はジャッキアップやタイヤの組み付けが必要となるため特殊な工具や設備が必要です。

なので基本はカーショップなどで整備士にお願いしましょう。

当然ですが、タイヤの交換に工賃はかかりますが整備士あってのカーメンテナンスなので対価はしっかりと払いましょう。

ランプ類のメンテナンス

確認: 自分

交換: 自分or整備士(交換場所による)

ランプは夜道を照らすだけでなく、相手に自分の存在を知らせたり、車の動作の意思表示など走行にとって非常に重要な役割を果たします。

エクステリア(車の外装)のランプ切れは整備不良となります。

ランプ(エクステリア)の確認ポイントは以下になります。

  • 車の前方のランプ
    • ヘッドライト(ロービーム・ハイビーム)
    • 車幅灯
    • ウインカー
    • デイライト(装備車のみ)
  • 車の後方のランプ
    • ブレーキランプ
    • テールランプ
    • ウインカー
    • ナンバー灯
  • 車の側面のランプ(装備車のみ)
    • ウインカー
    • 車幅灯

ランプの確認は点くかどうかだけなので確認は誰でもできます。

ロービーム、ハイビームに関してはランプかロービーム、ハイビーム併用で光軸が切り替わるタイプと、ロービーム、ハイビームのランプか別に装備されている2つのタイプがあります。

どちらのタイプでもロービームとハイビームで光軸が変わるのでロービームとハイビームの区別は簡単にできます。

ブレーキランプとテールランプですが、ブレーキランプはブレーキを踏んたときに点灯し、テールランプは車幅灯やヘッドライトを点灯したときに点くランプで、多くのくるまでは同じ位置に配置されていて見た目では違いが分かりづらいですが次のようにすると良いです。

  1. 車幅灯もしくはヘッドライトを点灯してテールランプが光ることを確認
  2. 1の状態でブレーキを踏みテールランプがさらに明るくなることを確認

上記操作でテールランプの明るさが1,2の操作で変化が無かったり、1,2どちらか一方が点灯しなかったりするとテールランプのランプ切れとなります。

ランプ類は明るさや色などの制限が細かく規定されています。

たとえば同じ白でも青みが強いと車検に通らない場合がありますので交換の際はお店の人に相談しながらランプを選ぶと良いでしょう。

ナンバー灯、車幅灯はLEDが遅めです。

ランプの値段は高いですが、寿命と交換工賃、時間と手間を考えると結果的にコスパが良いです。

エンジンオイルのメンテナンス

確認: 自分or整備士

交換: 整備士(補充だけなら自分でもできるが整備士に任せるのが吉)

超重要なのに以外とケアされてないのがエンジンオイルです。

エンジンオイルはエンジンの回転や燃焼で発生する振動の抑制、熱の吸収、汚れの除去など様々な役割を果たします。

これらの役割をこなすにつれてオイルが段々と劣化(潤滑性能の劣化やオイルの汚れなど)してきて、オイルの効果が発揮できなくなってきます。

また、ガソリンの燃焼とともにエンジンオイルも徐々に燃焼して減って行きます。

エンジンオイルの状態はオイルゲージと呼ばれるオイル確認用の計器があり、オイル残量とオイルの具合を確認できます。

自分でも量や状態は確認できますが状態はプロでも判断が難しく、またオイルの寿命も種類やエンジンのタイプ(自然吸気やターボ)により様々な説があり駄目な状態派コレとは一概に言えないのが事実です。なので寿命に関しては走行距離と期間を目安にするのが良いでしょう。

エンジンオイルの確認ポイントは以下の通りです。

  • オイルの量
    • オイルが規定量入っているか?
  • オイルの劣化具合
    • 5000km走行または使用期間が半年で交換検討

とにかく、エンジンオイルの場合はオイル量が規定量入っていることが必須でこれだけは最低限守って下さい。

寿命に関しては先に述べた使用状況やオイルのタイプ、エンジンのタイプで様々なのですが5000km以上でも半年以上でも全く駄目になるわけではありませんのであくまで目安としあまりナーバスになる必要はありません。

寿命の目安を知るには車の取扱説明書で確認するかディーラーに問い合わせましょう。

量販店やガソリンスタンドだと車種に応じた目安でなく一般的な交換目安だったり、利益目的で必要以上に交換を促すこともあり過剰交換になる場合もありうるので交換したときに日付とオドメーターを記録しておき走行距離と使用期間で交換時期を判断するようにしましょう。

ラジエター液(冷却液/クーラント液)のメンテナンス

確認: 自分

交換: 整備士(補充だけなら自分で)

エンジンはある一定以上の熱を帯びると壊れてしまいます。

高温になるとエンジンオイルが温度でサラサラになり過ぎて潤滑の役割を果たさなくなったり、熱を吸収できなくなったりすることでやがて摩擦で熱を帯びエンジンの部品が焼き付いて壊れてしまいます。

そうならないようにエンジンを冷やすのがラジエター液またはクーラント液、冷却液です。

ラジエター液もエンジンオイル同様に量と劣化がないか確認します。

ラジエター液の量はボンネットを開けラジエタータンクに目盛りが刻まれているので簡単に確認できます。

劣化は判断が難しいので2年に一度の交換を目安にすると良いでしょう。

ラジエター液の確認ポイントは以下の通りです。

  • ラジエター液の量
    • 既定値の量が入っているか?
  • ラジエター液の劣化具合
    • 2年経過しているかどうか

ラジエター液もエンジンオイル同様にラジエター液の量だけは最低限守って下さい。

劣化は目安が2年と書きましたが、長寿命のタイプもあったりするのと目視での判断はまず無理なのでとりあえず2年経ったら交換を検討すると良いでしょう。

ワイパーゴムとウォッシャー液のメンテナンス

ワイパーゴム

確認: 自分

交換: 自分

ウォッシャー液

確認: 自分

補充: 自分

フロントガラスの雨水を拭き取り、雨の日の視界を快適にするためのアイテムがワイパーゴム、そしてフロントガラスのホコリや汚れを流すのがウォッシャー液です。

それぞれメンテナンス項目として分けても良いのですが、多くの場合セットで使うものなのでメンテナンスもセットで行うと良いでしょう。

ワイパーゴムは拭きムラが出できたり、スムーズに拭き取る事ができなかったり、ガガガとビビリ音がでたりしてきたら交換の目安です。

ウォッシャー液は量の確認できないものもあるのでとりあえず確認した際に注ぎ口いっぱいまで入れると良いでしょう。

ワイパーゴムとウォッシャー液の確認ポイントは以下の通りです。

  • ワイパーゴム
    • 拭きムラが無いか
    • ビビリ音が無いか
  • ウォッシャー液
    • 車種により量が確認できない事があるのでメンテナンスのタイミングでいっぱいまで補充しておくと安心

ワイパーゴムの劣化もウォッシャー液切れも走行不能には直接影響しないので軽視されがちですが、工具無く簡単に自分で確認と交換、補充ができるため全て自分でメンテナンスしましょう。

ワイパーゴムはいくつか種類があるので最初はお店の人に聞きましょう。 

ワイパーゴム交換はお店の人にお願いできますが、最近は有料のところが多くなっているので店の人に交換方法を聞いて自分で交換しましょう。

ウォッシャー液は蓋を開け液を補充するだけです。

ただ、ラジエター液の口やブレーキオイルの口と間違えないように注意しましょう。

わからない場合はお店の人に聞きましょう。

まとめ

タイヤのメンテナンス

確認: 自分

交換: 整備士

  • タイヤの溝の残量
    • スリップサインに達しているかどうか
  • タイヤの減り方
    • 偏った減り方をしていないか
  • タイヤの表面に異常は無いか
    • タイヤの面、特に側面にポコッと膨らみが無いか
    • 石や釘などの異物が刺さってないか

ランプ類のメンテナンス

確認: 自分

交換: 自分or整備士(交換場所による)

  • 車の前方のランプ
    • ヘッドライト(ロービーム・ハイビーム)
    • 車幅灯
    • ウインカー
    • デイライト(装備車のみ)
  • 車の後方のランプ
    • ブレーキランプ
    • テールランプ
    • ウインカー
    • ナンバー灯
  • 車の側面のランプ(装備車のみ)
    • ウインカー
    • 車幅灯

エンジンオイルのメンテナンス

確認: 自分or整備士

交換: 整備士(補充だけなら自分でもできるが整備士に任せるのが吉)

  • オイルの量
    • オイルが規定量入っているか?
  • オイルの劣化具合
    • 5000km走行または使用期間が半年で交換検討

ラジエター液(冷却液/クーラント液)のメンテナンス

確認: 自分

交換: 整備士(補充だけなら自分で)

  • ラジエター液の量
    • 既定値の量が入っているか?
  • ラジエター液の劣化具合
    • 2年経過しているかどうか

ワイパーゴムとウォッシャー液のメンテナンス

ワイパーゴム

確認: 自分

交換: 自分

ウォッシャー液

確認: 自分

補充: 自分

  • ワイパーゴム
    • 拭きムラが無いか
    • ビビリ音が無いか
  • ウォッシャー液
  • 車種により量が確認できない事があるのでメンテナンスのタイミングでいっぱいまで補充しておくと安心

解くな設備や工具がなくてもメンテナンスできる重要項目はあります。

自分でできるところと整備士さんにお願いするところを上手く使い分けてマメにメンテナンスするようにしましょう。

そうする事でせっかくの楽しかったドライブがつまらないトラブルで台無しになることを減らすことができます。

ここに挙げたメンテナンス項目を一度に全部ではなく一つ一つトライするだけでもメンテナンスの効果はありますので是非トライしてみて下さい。

それでは良いカーライフを。