PR

※本ページはアフィリエイト広告を利用しています

煽り運転に遭わないための対策

運転技術
記事内に広告が含まれています。

昨今、巷を賑わせている「煽り運転」ですが煽り運転に遭わないためにはどのようにしたら良いかを考える記事です。

結論から言うと「火のないところに煙は立たない」であり煽り運転に関してはこれに尽きると思います。

つまり何もないところからいきなり煽られるシチュエーションが発生するわけがなく、何かがきっかけで煽り運転に発展すると考えられます。

 煽り運転に発展するまでのメカニズム

この「きっかけ」が何なのかを紐解き、きっかけを作らないことで煽り運転の遭遇から回避できないかを考えます。

世間一般的な見方として、煽り運転が起きている状況下で煽っている側を加害者、煽られる側を被害者とするのが一般的でしょう。

この見解は正しいのですが、これは煽り運転が発生する前から発生している現在に至るまでの過程の最後の一端にすぎないと言うことです。

どういうことかというと、終始加害者がずっと加害者であったわけではなく、はじめは被害者が加害者で加害者が被害者であった可能性もあると言うことです。

よくニュースの映像では煽っているシーンだけが放送されるため、煽っている側が加害者であり悪であるという構図が勝手に出来上がってしまいます。

しかし、煽り運転に至るまでの経緯を中立的立場でかつ客観的に見ることで煽り運転発生のメカニズムが見えてきます。

1 終始加害者がずっと加害者のケース(超レアケース)

加害者が終始意味もなく無差別に煽り運転をしてくるという超レアケースです。

このケースは被害者側に何か問題があったわけでもないので対策のしようがありません。

後述する煽られたときの対処法を参考にして状況を打破しましょう。

2 はじめは加害者で後に被害者になるケース(ほとんどがコレ)

煽り運転の原因の殆どがこのケースに該当すると思います。

なぜかというと、前述の通り、終始加害者が加害者であり続ける事が超レアケースであることから、理論上はこのケースが殆どと言うことになります。

現在の被害者がかつての加害者であるとはにわかに信じ難いこととは思いますが、多くの場合が自分が加害者として認識していないのでそのように感じるわけであります。

でも事実として多くのケースで無意識に加害者になっているのですから煽り運転の対策カギは自分が無意識の加害者にならない事にあるのです。

では、無意識に加害者になってしまう状況とはどのようなときでしょうか?

一言で言うと「相手の車に対して何らかの回避行動を強いること」です。

ここで言う回避行動とは主に以下2つです。

  • ブレーキを踏む
  • ハンドルを切る

そしてこの回避行動を強いる具体的なシチュエーション例は以下のような運転をした場合です。

  • 渋滞の列を発生させている先頭の車
  • 急な割り込みをする
  • 不用意なブレーキング
  • 速度にムラがある走り

上記の様な運転をされた場合、今の状態で運転し続けると事故になる、つまり命の危険に晒された状況であるため回避行動が強いられる状況になります。

このようなことをされた場合、個人差はあれど多くのひとは怒りがこみ上げて来ることでしょう。

危険度の大きさと危険に晒されてる時間の掛け算により怒りは蓄積され、堪忍袋の緒が切れ煽り運転に発展するというわけです。

煽り運転に遭わないための対策

煽り運転の根本原因は「相手の車に対して何らかの回避行動を強いること」であることから、これをさせないことが回避策なのですが、厄介なのが無意識にそれをやってしまいさらに自覚症状が無いことです。

なので自ら過ちに気付けないので改善の機会をなかなか得ることができません。

ただし以下ことを意識して運転をすることで無意識の加害者になる確率をぐんと減らせるためそれが煽り運転対策になります。

  1. 道路の流れに乗る
  2. 思いやり運転

1 道路の流れに乗る

道路の流れに乗る事が「相手の車に対して何らかの回避行動を強いること」を回避することの根本的解決につながります。

なぜなら、道路の流れに乗ることは周りの車と同調して走る事なので相手の車にブレーキを踏ませたり、ハンドルを切らすようなことは起き得ません。

ただし、流れに乗ることは非常に難しいです。

特に速く走らなければならない時は自分のペースが遅いわけですが速く走る練習などは普通はやらないためスピードを上げたくても普通は出来ません。

なので、制限速度プラスαの速度でいつでも走れる練習はしましょう。

これは速度違反を推奨しているわけではありません。

日本の道路事情として実効速度が概ね制限速度のプラス10程度で車が流れているからです。

2 思いやり運転

ここで言う思いやり運転とは「相手の車に迷惑を掛けない」という思いやりです。

具体的には以下のようなことです。

  • 後続車に追いつかれたら先を譲る
  • 車線変更するときはウインカーを先に
  • 車間を開け不用意または急なブレーキを防ぐ

これ、何処かで聞いた事ありませんか?

そうです。自動車教習所で習う車の運転の基本中の基本のことです。

特に一番最初の「後続車に追いつかれたら先を譲る」は特に重要で長時間かつ多くの車に迷惑をかけます。

まとめ

当然、相手の車の怒りを買う確率が高くなるため是非とも心掛けたいところです。

殆どの場合、煽り運転には何らかのきっかけがある。

「火のないところに煙は立たない」

無意識に相手の車に

  • ブレーキを踏むませ
  • ハンドルを切るらせる

危険回避行動をさせ相手の車の怒りを買っている。具体的には

  • 渋滞の列を発生させている先頭の車
  • 急な割り込みをする
  • 不用意なブレーキング
  • 速度にムラがある走り

のような道路の流れに乗れてない運転が煽り運転のきっかけになりやすい。 なので

  • 道路の流れに乗り
  • 相手の車を思いやった運転

を心掛ける事が煽り運転を大幅に回避できる。

以上、煽り運転の対策記事でした。

無用なトラブルはちょっとしたことで自ら回避できるものも多いです。

それでは良い楽しいカーライフを。